横浜市営地下鉄ブルーライン車両紹介〜3000S形〜

今日は、横浜市営地下鉄ブルーラインの3000S形を紹介します。
3000S形は3000R形とほぼ同様に設計され、日本車両豊川製作所で製造されました。2000形が登場して20年が経過し、車体更新の時期を迎えており、また2007年12月から始まるワンマン運転に対応するため、同形式の台車・ブレーキ装置・補助電源装置等の機器類を流用している車両です。
なお車体・制御装置・主電動機は3000R形のほぼ同様のものを新規に製造し、ワンマン運転を装備する形で登場した。
3000S形は、新造時からワンマン運転に対応する運転台になっている。
3000S形の由来は、「(Satisfaction)満足」の意味から3000S形と呼ばれている。
2005年10月28日に営業運転を開始した。
3000S形は6両8本48両(3531F〜3601F)が在籍する。
3000R形と違う所は、先頭車前面部分の窓下部分が無塗装から水色とされたことと、車体下部の帯色が同形式の「青が水色を挟む」デザインから、「水色が青を挟む」(太い青帯の上下に細い水色の帯が入る)に変更されました。
2000形は6両9本54両が在籍していたが、そのうち1本(2161F)は必要編成数の見直しで更新せずに廃車されました。
さてここで、3000S形の写真をご覧ください。

上大岡駅で撮影した3531F。
この編成は、3535号車という繰り返し番号があります。

同駅で撮影した3591F。
3591Fの1本前は、3531Fでした。2連続で3000S形が来ました。

普段、3000R形と3000S形は行先表示がオレンジで表示されます。
3592から3596号車の行先表示はオレンジですが…

実は3591Fの3591号車のみ、行先表示が黄色になっています。
現在、行先表示が黄色になっている車両は3000A形と3000N形とこの3591号車のみです。
今回はこれで終わりです。